FutureFoxの鉄板は鉄板界のテッパン!

キャンプ

キャンプ!

さて、キャンプにいったら晩御飯は何を食べますか?まずはBBQ!という人も多いことでしょう。

うちの場合、春、秋、冬のキャンプではもっぱら鍋系の料理になるのですが、夏はやっぱり外でBBQをすることも多いです。夏の野外のBBQとビールはやはり最高。

そんなBBQ好きな人にも、そうでない人にもひとつ。オススメしたいものが鉄板です。

今回はFUTURE FOXの鉄板を購入してバリバリ使ってみましたので、皆さんにお伝えしたいと思います。

キャンプにおける鉄板の必要性

この記事を書いていると、聞こえてきます。「いやいやキャンプに鉄板て、本当に必要なの?」という言葉が。

確かにキャンプにおいては、まずはテント、次にインフレータブルマットと当ブログでは口酸っぱく言っておりますが、確かにキャンプ始めてすぐの人が買うべきものではないかもしれません。テントとマットの次は焚き火台、テーブル、チェアあたりがベターですかね。で、シングルバーナーやコッヘルなどの調理系グッズなど。

これくらい集めた方にはそろそろ鉄板をオススメしたいのです。

鉄板に対する不安

さて、鉄板を検討するにあたって、読者の中には不安を抱える人もいることでしょう。おそらくその不安、こんな感じではないでしょうか↓。

鉄板に対する不安
・手入れが本当にできる?
・焦げついてまともに料理できないんじゃない?
・重くない?
わかります。私も買う前は超不安でした。
この記事では、鉄板購入に対する不安も解消したいと思います。

不安その1 手入れが本当にできる?→少し手間はあるけど大丈夫!

鉄板は、購入して最初にやる徹底的なシーズニングと、毎回使った後のお手入れシーズニングがあります。

買って最初にやるシーズニングの詳細は後述しておりますが、今回紹介するFUTURE FOXの鉄板については、やり方が書かれた紙が入っているので心配はないかと思います。

次に毎回の使った後の手入れですが、確かにひと手間あります。

これを毎回できるか否かが、鉄板を購入すべき人がどうかの分れ道となります。

手順その1

鉄板使用後は、亀の子たわしでガシガシ洗う。この時、洗剤を使用してはいけません。(油の被膜が剥がれてしまい、焦げつきやすくなります)

手順その2

コンロで加熱し、鉄板の水分をしっかり飛ばす。

手順その3

オリーブオイルを表面全面に塗る。

(私はこの時しっかり加熱して、オリーブオイルの水分を飛ばして被膜化しています。)

これらの手入れをキャンプの度にしっかりできるのであれば、購入して問題ないかと思います。

キャンプの朝は忙しいですが、洗う工程は他の食器と同じタイミングでできるのでそこまで大変ではないですし、水分飛ばすのとオリーブオイルを塗るのも撤収作業と並行してできるので、私自身そこまで大きな手間とは感じていません。子どもとの2人キャンプでも必ず使う一軍ギアです。

注意点とすれば、鉄板を再度加熱しないといけないので、朝ごはんが終わったらすぐに洗ってオリーブオイルを塗っておき、撤収しながら冷めるのを待つという点と、鉄板がめちゃくちゃ熱くなるので、子どもが触らないように注意しておくことくらいでしょうか。

不安その2 焦げつくんじゃないの?→手入れをしていれば大丈夫!

↑で書いた手入れを毎回できていれば、焦げついて料理ができないなんてことはありません。

肉を焼くときは結構脂が出るので割とそのまま乗せたりします。野菜、焼きそば、スクランブルエッグや目玉焼きなどの場合は、オリーブオイルを少し垂らして焼けばほとんど焦げ付きません。

なお、お肉を焼くときなんかは、生の肉を置いて最初は少しくっつきます。が、付属のヘラで剥がせばすぐに剥がれて、それ以降はほとんど焦げ付きません。

鉄板で料理する際は、このヘラ使いが大事になりそうです。このヘラ↓です。

不安その3 重くない?→ものによるが、FUTURE FOXのものはそこまでじゃない

今回紹介するFUTURE FOXの鉄板は、重さが1.3kg、大きさが17cm×17cm×2cm。これを大きくて重いと見るか軽いと見るかですが、オートキャンプであればまったく気にならないサイズと重さかと思います。ほかの鉄板も調べてみましたが、ソロサイズのものは大体同じくらいの重さでした。

炭火焼きとは違った味わい

鉄板を使って何をするかというと、肉を焼くんです。あとは野菜を炒めるなど。ですが、この鉄板で焼いた肉がまぁ美味しいんですね。

炭火で焼いた肉は炭の香りが肉について、油が下に落ちるのでサッパリとした焼肉になります。鉄板で焼いた肉は、油が落ちずに鉄板内に溜まっていき、鉄板内で揚げ焼きみたいな感じになるので、表面パリッと中身ジューシーな焼肉になるのです。

鉄板の用途

BBQのためだけに鉄板なんか買えないよ!という意見もあるかと思います。ここではBBQを始め、キャンプやそれ以外での使い道を紹介します。

なお、ここで紹介する写真はすべてFUTURE FOXの鉄板の使用例です。

【キャンプ】BBQの網に乗せて

まずは定番、焚き火台やBBQ台の網の上に乗せて、炭火焼きエリアと鉄板焼きエリアを分ける方法。炭火焼きと鉄板焼きで別の焼き方を同時に味わえる贅沢な方法

これから紹介するFutureFoxの鉄板など、ソロにちょうど良い鉄板であれば、1人分くらいの焼きそばなんかも作れます。

【キャンプ】シングルバーナーに乗せて(晩酌編)

お酒を飲む人には是非おすすめしたいのが、グラス片手にシングルバーナーに乗せたソロ用鉄板で肉などを焼くスタイル。こんな感じですね↓。

こちらはキャンプにて子ども用の焼きそばを焼いた時↓。

【キャンプ】シングルバーナーに乗せて(朝食編)

ソロ用鉄板はキャンプの朝ごはんでも活躍します。↓は昨晩余った野菜と肉を炒めて野菜炒めを作った様子。

そのほかにも目玉焼きやソーセージやベーコンなどを焼くのにもとても良い感じです。

こちらは朝のスクランブルエッグ↓。

しっかり手入れができているので、まったく焦げつきはありません。めちゃ美味しかったです。

【自宅】家での鉄板焼きなどに

鉄板で焼いた肉があまりに美味しいので自宅や庭でのちょっとした焼肉でも活躍します↓。

普通のフライパンで焼くお肉とは一線を画す旨さです。

FUTURE FOXの鉄板を買ってみた

鉄板の魅力と用途をお伝えしたところで、実際に私が使用している鉄板をご紹介します。FUTURE FOXの鉄板です。

FUTURE FOXとは、信州にある日本のアウトドアメーカー。以前コチラの記事で、イワタニのジュニアコンパクトバーナーに対応する遮熱板テーブルを紹介しましたが、今回もビビッときたので購入してみました。

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開封してみると、こんな感じ↓。

専用の袋に↓

鉄板本体↓

鉄板側面にはロゴ付き↓

鉄板を持ち上げるためのリフター↓

鉄板料理に必須のヘラ↓

鉄板の使い始めはシーズニングが必要

鉄板使い始める際は、シーズニングという作業が必要です。鉄板やスキレットなどは鉄製品のため、売場に長時間置いておくと錆びてしまいます。そのため、多くの鉄製品は出荷時に錆止めワックスが塗られているんですね。

シーズニングとは、それを剥がして油をならす作業のことです。

FUTURE FOXの鉄板には、↓のようにシーズニングのやり方が細かく書いた紙が同封されています。これならやり方がわからなくても安心ですね。

まずは中性洗剤でよく洗い↓

水を張って沸騰させる。これを4〜5回↓。

できたらお湯を捨てて、コンロの火にかけて乾燥させ、オリーブオイルを塗って加熱し。煙が出なくなるまで加熱します。

自宅のコンロだと、過加熱防止のセンサーが付いていてうまくいかない場合があります。シングルバーナーなどを使ってやるのが良さそうです。

独特の紋様が浮かび上がってきました↓。

これを繰り返すと、こんな感じに黒光りしてきます↓。

次の手順は鉄臭さをなくすために野菜クズを炒める工程ですが、開封当日野菜クズがなかったため、この工程は省略しました。使っていくうちに鉄臭さは無くなっていくでしょう。

FUTURE FOXの鉄板の良いところ

縁が垂直に迫り上がっており、油などが垂れない

この鉄板の最大の魅力は、縁が垂直にせり上がっている点↓。

これ、色々な鉄板を探してみたんですけど、実は縁がせり上がっているものってそこまで多くないんですね。

例えばこんなんとか↓。

こんなんとか↓

こんなんとか↓

割とこんな形のせり上がりが甘い鉄板が販売されていることが多いんですが、この辺のやつって油多めの調理をして鉄板を移動させたらその間に油が下にこぼれそうで嫌なんですよね。

その点FUTURE FOXの鉄板は縁がしっかりと垂直にせり上がっているので、油が垂れないどころかアヒージョを作ることも可能です。

FUTURE FOX公式HPより引用

重すぎず、薄すぎず。

鉄板は、当たり前ですが薄ければ薄いほど軽くなります。が、薄くしすぎると蓄熱性が下がっていくため、鉄板本来のメリットが損なわれていきます。

FUTURE FOXの鉄板は厚さが4.5cmで重さが1.3kg。これが絶妙らしいです。公式HPにもこう記載があります↓。

一般的に6mm以上の鉄板が鉄板焼きに最適と言われています。

しかしアウトドア用となると鉄板を分厚くすればするほど重くなってしまいますので持ち運びに不向きとなります。

FUTURE FOXの鉄板はコンパクトサイズというのもありますが、重さは1.3kgと縁ありの鉄板の中では軽量な仕上がりです。

美味しく焼けて、持ち運びの負担も比較的少ない最もバランスが取れている板厚4.5mmの鉄板に設計しました。

一度この鉄板をお使いいただけましたら間違いなく虜になります。

FUTURE FOX公式HPより引用

どうですかこの自信。

私は他の鉄板を所有していないのでハッキリ言って他との違いってわからないのですが、この鉄板を重すぎると思ったことはありませんし、この鉄板の焼き上がりには毎回大満足しています。

鉄板を検討しているならば、FUTURE FOXの鉄板はオススメ

本記事では、鉄板そのものの魅力と実際にFUTURE FOXの鉄板を使ってみたレビューを書いてきました。

この記事を読んでみて鉄板が欲しくなった人は、ぜひFUTURE FOXの鉄板を検討の一つに入れてみてください。

遮熱板テーブルと鉄板とOPINEL↓。

 

FUTURE FOX鉄板の最大のメリットは、垂直にせり上がった縁です。油が垂れなくて本当に最高です。この記事を読んだすべての人が、キャンプや自宅で旨い鉄板焼きを食べられますように…!

それではまた〜。

 

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