STANLEYのGo The Quick Flip Water Bottleは一つ持っていて損なし!ただし日本正規版はまだのよう

キャンプ

みなさんこんにちは。りーほーです。今回は、STNLEYのGo The Quick Flip Water Bottleを購入して使ってみたところ、とっても最高だったので、皆さんにこの最高具合をお伝えします。

外出時に何を飲むか

家で、外出先で、水分補給をする時は何を使うだろうか。家ではコップ、外ではコンビニで購入 という人も多いと思います。

私も数年間はそんな感じでしたが、ある時ふと考えたことがあります。毎日コンビニでお茶を買ったら150円。

私が普段飲んでいるルイボスティーであれば、例えばAmazonなどでティーバッグで購入すると30袋入って約500円↓。


一袋で1.5Lくらいはできるので↑の製品で500mlペットボトル約90本分(45l)になります。

ここで、仮に毎日コンビニでお茶を買った時と比較してみましょう。

■毎日お茶を買った場合

コンビニお茶代150円×365日=54,750円

■ルイボスティーをティーバッグで煮出した場合

ルイボスティーティーバッグ500円×4個(約360日分)+0.4円(1Lの水道水の平均額)×182.5(1日500ml飲む計算)L=2,073

その差なんと年間50,000円。プレステ5が買えちゃいます。

まぁそのほかお湯を沸かすガス代とかなんやかんやあるので50,000円は少し言い過ぎかもですが、それでも3-4万円くらいは年間で節約できるはずです。

ということで、持運び用のボトルを検討し始めます。

100均のプラボトルor水筒

ここですかさず検討に入るのが100均のプラスチックのボトル。実はすでに持っています。しかし、夏に冷たいものを入れると結露でカバンがビシャビシャになってしまうし、温かいものを入れてもすぐに冷めてしまうため却下。

やはり保温保冷機能がある水筒が最善であろうと思い至ります。

求める水筒のスペック

ここで私が求める水筒のスペックを再確認しましょう。以下3つです。

・容量が500ml近くある
・ワンタッチで開いて直で飲める
・カバンに入れても漏れない
まず、私はたくさん飲み物を飲みます。300ml程度では足りないので、500ml近くあることは必須
また、どうせ使うなら車で移動する時も冷たいコーヒーを飲みたい。コンビニで買うと200円近くするので、家で淹れて行きたい。となると、運転中に飲みたいので片手で開けることは必須もちろんフタがパカっと開いて取れないもの。
さらに、本来の目的である仕事やプライベート外出の際にカバンに入れて持ち運ぶため、漏れなどもってのほか
この3点を必須項目として探します。

アウトドアショップでSTANLEY縛りで探す→良いものなし

以前、STANLEYのクラシック真空ボトルが春、秋、冬キャンプには必須 と記事にもしたとおり、私はSTANLEYが大好きなので、近所のアウトドアショップでSTANLEY縛りでだいたい500mlサイズで探してみます。見つかったのはこんな感じのもの↓。

どれもカッコ良いのですが、それぞれ色々な欠点がありました。

 

→1番よさそうに思えたが、両手で蓋を開けないといけない。車には不向きなので除外。

→こちらも↑と同様両手で蓋を開ける必要あり。また、保冷のみで保温はダメそう。暖かいコーヒーも飲みたいので除外。

→これはとても良さそうに思えましたが、レビューを見ると「飲み物が出てくるのがちょびちょびすぎる」「カバンの中で漏れてくる」などの声が。ちょびちょびなのは許容範囲ですが、カバンの中で漏れるのは論外なので除外。また、持ち運び中に飲み口がいろんなところに触れるのも不衛生っぽい。

→ストロー付きのこちらは車の中では最適のように思えますが、そもそも密閉できないらしいので除外。

うーん良いのないなぁと思っていたところ、こんなもの↓を発見。

ふんふん。保冷も保温もできて、蓋の開け閉めはワンタッチ、どうやらうちの車のホルダーにも入りそうだし…最高やん!

STANLEY Go The Quick Flip Water Bottle

というわけで購入してみたのがこちらです↓。

この製品が良かったポイントは下記の通り。

Go The Quick Flip water Bottleの良かった点
・ワンタッチで開けて、片手で飲める
・保冷も保温もそこそこ良い
・蓋を外したらタンブラーとしても使える
・蓋を閉じた時、口をつける場所が露出しない構造
・車のドリンクホルダーに入った(うちの車には)
・STNLEYロゴがカッコいい
それぞれ説明していきましょう。

ワンタッチで開けて、片手で飲める

まずは水筒を買うにあたっての第一条件、片手かつワンタッチで開くこと。この通りです↓。

片手でボタンを押すとパカっと開きます。

ただし、誤動作防止の金具を閉じていると
片手で開けるのは少し難しいかも。
↑の通り、ちょっとした金具があります。これをカチッと閉めておかないとひょんなことからボタンが押下されてしまい、「カバンの中で飲み物が漏れる」という悲惨な事故が発生してしまうので、しっかり閉めておきましょう。

保温も保冷もそこそこ良い

夏は冷たいコーヒーやお茶、冬は温かいコーヒーを持ち歩きたいので、保冷も保温も必須。パッケージには↓のように記載があります。

保冷は7時間、保温は5時間、氷は30時間。だいたい朝8時ごろに氷入りの飲み物や熱い飲み物を入れて出発が多いので、冷たい飲み物は15時ごろまで、熱い飲み物は13時過ぎまで持つ計算です。

毎日使ってみての体感ですが、保冷保温は充分。特に保冷は、氷も入れて持ち歩けば一日中持つ印象です。

それでは実験してみましょう。

保冷

まずは保冷から実験スタート。白も購入していたので白で実験します。

氷を満タンに入れてみました。時刻は11/8の8:18。ここから時間の経過を見てみます。

公称では「24時間氷が待ちます」とあるので、ちょうど24時間後の11/9の8:18。

写真の写り方で結構減っているように見えますが、実際は5割くらい残っています。

公称の24時間では、半分くらいになる結果でした。水筒の性能としては申し分ないかと思います。もう少し待ってみましょう。

29時間後の13:07。さすがにだいぶ減り、残り2割ほどに。

ここでタイムアップとします。外出の時間が迫っていたので、ここにそのまま冷たいコーヒーを入れて外出しました。なお、外出から戻った夜の19:32。コーヒーを飲み切った後なんですが、なんとまだ氷が残ってました。さすがSTANLEY。脅威の保冷力です↓。

保温

次に保温力を試してみます。

まずはケトルで沸かしたほぼ100℃の熱湯を注ぎます。時刻は深夜2:09。

6時間ほど経った8:32、温度は51.6度。公称の保温時間は5時間で、6時間経ってこの温度ならば万々歳でしょうか。

ちなみに、STANLEY真空クラシックボトルは12時間で20℃しか落ちなかったので、これと比べてしまうと雲泥の差です。(内容量も全く違うので単純比較はできませんが…。)

Go The Quick Flip Water Bottleは、ボトル部分の保温力はかなり高いですが、上の蓋の部分はかなり熱くなっていたので、おそらく上から逃げて行っているのだと思います。そこは、片手で開けられる便利さとのトレードオフなので、私としては全然OK、合格点だと感じました。

というか、朝の8時に熱いコーヒーを入れて行って昼過ぎでも50℃くらいあるならば、普段使いでは十分過ぎる保温力と言って良いかと思います。

蓋を外せばタンブラーとしても使える

Go The Quick Flip Water Bottleは、蓋を外したらタンブラーとしても使えるようになっています

その秘密は、タンブラーを外して口をつけるであろう部分↓。

飲み口が薄くなっていて、直接口をつけても非常に飲みやすい構造になっています。

というわけで、夕食時なんかはこんな感じでタンブラーとして使用しています。

もちろんビールを注いでもOK↓。ただし、炭酸飲料を入れて蓋をするのはNG。おそらく蓋がぶっ壊れますのでおやめください。

蓋を閉じた時、口をつける部分が露出しない

蓋の構造ですが、↓のように口をつける部分が覆い被さる構造になっています。

これにより、口をつける部分が露出しません。当たり前ですが、大事な部分。

また、飲み物が出てくる穴もパッキンでしっかり塞がる構造なので、開きさえしなければ飲み物はこぼれない構造です。

車のドリンクホルダーに入った(うちの車の場合)

車移動が多い私にはとても重要な部分。Go The Quick Flip Water Bottleの直径が  約7.5cm、うちの車のドリンクホルダーが  約9cmなので余裕で入りました。

ただし、うちの車は特別ドリンクホルダーが大きい模様。仕事でレンタカーなどを利用していると、500mlペットボトルピッタリのドリンクホルダーも多いのですが、Go The Quick Flip Water Bottleは500mlペットボトルの直径よりはかなり大きいので注意が必要です。

おそらく並行輸入品

ここまで良いところを説明してきたわけですが、デメリットが一つだけあります。

それは、おそらくGo The Quick Flip Water Bottleは日本正規品ではないということ。

STANLEYの日本語版のホームページを見てみたのですが、どこを探してもGo The Quick Flip Water Bottleが見つかりません。

しかし、楽天やAmazonなんかでは↓の通りでてくるんですよね。

 

つまりこれ、並行輸入品なのだと思うのです。というかAmazonでは(並行輸入品)と書いてあります。

通常、デジタル物なんかでも並行輸入品が出てくることはありますが、基本私は書いません。不良品だった場合など、メーカー(又は日本の正規代理店)の保証を受けることができないためです。

が、今回については購入してみました。理由としては、STANLEY自身が「Lifetime Warranty(生涯保証)」を謳っており、こちらの製品も例に漏れずLifetime Warrantyと書いたあるため↓。

STANLEYのメーカーとしての信頼を買ったわけですね。

あとは、単純に3000円ちょっとと割と安価だったため。

この記事を読んで興味を持ってGo The Quick Flip Water Bottle購入を検討している方は、くれぐれも並行輸入品ということを理解の上、自己責任で購入をお願いします。

並行輸入品ではあるが、3,000円ちょっとなら買い

というわけでつらつら買いてきましたが、クラシックシリーズよりは劣るものの、STANLEY品質の保温と保冷能力があり、ワンタッチで開けて車のホルダーに入れられて、3,000円ちょいならば、並行輸入品とはいえお得!と思い買いました。

この記事を見て気になった方、並行輸入品のリスクを踏まえつつ、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

ではまた〜。

 

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