さて、前回の記事では佐渡島の度津神社を紹介しました。度津神社佐渡一之宮とあって、正真正銘の佐渡島ナンバーワンビッグネーム神社です。
度津神社に行った後、フェリーで帰るために両津港へ向かったんですね。そしたらその帰り道に、なんとも趣深そうな大きな神社があるではないですか。それこそが今回ご紹介したい牛尾神社なのです。
牛尾神社(うしおじんじゃ)
今回紹介する牛尾神社も、度津神社に負けず歴史が古い。というか度津神社よりも歴史が古い。なんと西暦792年(延暦11年)に、あの出雲大社から勧請(分霊)されて建てられた由緒正しい神社とのこと。
ちなみに勧請とは神霊すなわち神様の力を分けてもらうこと。出雲大社の分社です。
というか創建が792年て、1229年前ですよ。泣くよ(794年)ウグイス平安京の2年前。平安京ができる2年前にできてる神社ですよ。歴史の深さエグすぎ。
基本情報
出雲大社の分社とあって、御祭神は大己貴命。この神様は出雲大社の御祭神である大国主命の別名です。
境内
ここからは境内の様子です。入り口には大きな鳥居↓。
鳥居をくぐると、参道は緩やかな坂道↓。
参道を登った先にもう一つ鳥居があります↓。
本殿への道の途中に天満宮もある↓。
本殿↓。
本殿の装飾がとても繊細で素敵でした↓。
本殿に向かって右側の入り口から本殿の中に入ることができる。中にはお守りがたくさん置いてあり、お賽銭スタイルでお守りや絵馬などを授けてもらうことが可能。
なお、社務所っぽい場所はあるのですが、宮司さんは基本不在のようで、御朱印については宮司さんのお宅を直接の訪れて良いとのこと↓。
本殿に向かって左側には能舞台が↓。
今年はコロナ禍にあるため開催中止となってしまったようですが、毎年6月の例祭ではこの舞台で能の演目が実演されているようです。
社務所(っぽい建物)↓。
安産杉↓。樹齢は約1000年。歴史深い。
御朱印
社務所は基本やっていないので、御朱印が欲しい人は16時前くらいまでに宮司さんのお宅へ行ってみよう。なお、お宅は参道の途中に立て札が立っているので場所はすぐにわかるぞ。
ちなみに宮司さん、とっても良い人。心がほっこりしました。
頂ける御朱印は↓の通り。
天王さんと書いてありますね。もともと牛尾神社は八王子大明神といい、牛頭天王が併せて祀られているため、地元では「天王さん」と呼ばれているとのことです。
なお、コロナ禍ではありますが、御朱印帳への書入れもやってくれるようでした。
御朱印集めてる人にちょっと自慢できるかも
牛尾神社の御朱印もまた、度津神社と同じく御朱印を集めている人たちには自慢できる一体かもしれません。
度津神社の記事の繰り返しですが、佐渡島はジェットフォイルを使えば新潟から約1時間くらい、7,000円ほどで行くことが可能です。意外と近いです。
佐渡島にはおいしい佐渡牛やおいしいお寿司があります。神社が好きで食べ物が好きな人は是非行ってみてくださいね。
ではまた〜。
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