豚骨と焼きアゴのダブルスープで優しさとコク打ちひしがれろ。いち井 新潟県長岡市

たべもの・のみもの

新潟県長岡市といえば生姜醤油ラーメン、近くの燕三条はコッテリ背脂の燕三条系ラーメンなどが有名だ。

だがしかし、長岡市においてラーメンを探してみたところ、とても驚いた。1番人気と言っても過言ではない店が、生姜でもコッテリでもない、アゴだしの塩ラーメンだというのである。

こりゃあいってみるしかねぇ!という事で行ってみた!

新潟県長岡市 いち井

・店名
いち井
・場所
〒940-0832 新潟県長岡市曙1丁目1−5
・営業時間
11:30〜14:00
不定休
JR宮内駅より徒歩12分
JR長岡駅より、越後交通バスで、曙一丁目下車すぐ
※駐車場は10台ほど駐車可能

メニュー

メニューは塩ラーメン一択の超強気姿勢。塩ラーメンへの自信がうかがえる↓。

塩ラーメンに何をトッピングするかを選ぶ形。私は今回、そうそう何度も来れる場所でもないと思い、全部乗せにした。つまり、塩ラーメン(900円)に海老ワンタン(200円札)、岩海苔(100円)、焼き海苔と味玉(150円)。しめて1,350円の大奮発である。

焼きアゴと豚骨

で、届いたのがこちら↓。ドン!

ドドン!

さすが全部乗せにしたからか、具で麺とスープが見えねぇ。

まず食べ始める前に気付くのが、焼きアゴの出汁の香り。すごく良い匂い。

具を避けてまずはスープを飲んでみる。ん…?焼きアゴをしっかり感じて上品だ…しかし…たしかに感じるパンチ。これが豚骨か…!

上品なのにパンチあり

焼きアゴをまず感じるので、とても上品。世の中に魚出汁推しのラーメン屋はたくさんあるが、そのどれもが、ただひたすらに上品なラーメンである。

だがいち井のラーメンは、上品さの皮を確かに被っているのだが、その奥底にたしかに豚骨のパンチが存在し、食べる者の心も腹も満足させる。それはさながら、見た目は可愛いゆるキャラだが動きや言動を見るとパンチが効きまくっているふなっしーのよう。

食べ進めていくと、見えなかったチャーシューが見えてくる。一枚ながら割と大きく、柔らかいバラチャーシュー。美味しいです。

そしてトッピングの海老ワンタン。てっきり海老の餡が入ったワンタンかと思いきや、肉の餡に小さいエビが丸々入ったワンタンであった。味付けは控えめで、スープと共に食べて成立する味。美味しいです。

味玉は味付け控えめでラーメンを邪魔しない名脇役で美味しいです。

目を引くのは大きなキクラゲ。これも福岡の豚骨ラーメンでは入っていることが多い具材ですね。豚骨に引っ張られて入っているのかも。豚骨ラーメンとして食べているわけではないので、とても新鮮。良い箸休め。

大活躍するのは、トッピングで入れた岩海苔。これが溶け出すことによってスープの表情が少し変わり良いアクセントになります。個人的には必須トッピングと感じた次第。

麺は加水多めなのですかね?プリプリツルツルのちょいちぢれ麺。スープとよく合います。

そして、スープに炒った干しエビや唐辛子が入ってるのも面白い発見でした。これは終盤にスープを飲んでいて初めて気づきます。

長岡に行ったら、万難を廃していくべきレベル

全体を通して、全く飽きることがない一杯でした。焼きアゴと豚骨のダブルスープ、キクラゲ、岩海苔、味玉、チャーシューと、発見と美味しさが止まらない。気づいたらスープを飲み干していた。

とにかく、焼きアゴと豚骨のダブルスープがマジで美味いです。「魚介と豚骨のダブルスープに醤油」なんてのはよくある味で、「はいはいまたこの味ね…」となることも多いのですが、このスープは完全に裏切られたしはじめての味わいでした。

長岡市に行ったら、絶対に行って欲しいです。新潟に住んでいる人ならば、行かなきゃ損です。絶対に行って、一度は味わってみて欲しい!そんなラーメンでした。

ではまた〜。

 

 

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