さけるチーズ好きだろうか?私は大好きである。
酒のつまみとしてはもちろん、食事の時やおやつ、筋トレ後のタンパク源としてなど汎用性はバツグンだ。
そんなさけるチーズは雪印メグミルク製のものがごくごく一般的ですが、近所のイオンで買い物をしているとトップバリューでも同じような商品が陳列されていることを発見しました↓。
そのトップバリュー版さけるチーズがかなり美味しかったので皆さんにお伝えします。
「さけるチーズ」じゃねぇ
さて、トップバリュー版さけるチーズと言っておりますが、正式名称は違います。
「やわらかくさけちゃうチーズ」です。繰り返します。「やわらかくさけちゃうチーズ」です。
雪印の「さける」に対して「やわらかくさけちゃう」にトップバリューの明確な意志を感じますね。この違い、私はこう捉えています。
・雪印の「さけるチーズ」
→You can tear this cheese.
・トップバリューの「やわらかくさけちゃうチーズ」
→This cheese can’t stop tearing by itself.
雪印の場合のtearは目的語を必要とする他動詞で、消費者である我々が主語です。一方トップバリューの場合のtearは目的語を必要としない自動詞。チーズが自ら裂けてしまうようなニュアンス。by itselfでダメ押しです。
この違いは食べてみるとわかります。
価格、成分から比較
・価格
近所のイオンでの比較なので全国一律ではありませんが、雪印のさけるチーズが2本入りで168円、トップバリューのやわらかくさけちゃうチーズは2本入りで148円。20円の差です。
たまに食べるなら気にならないかもしれませんが、酒のつまみなんかで日常的に食べる場合は大きい価格差です。10%くらい安いわけですから。
・成分
パッケージ比較。トップバリューはよく見たら「やわらかくさけちゃうモッツァレラチーズ」でした。長い。
雪印の成分↓。
雪印は北海道産の生乳、食塩、アミノ酸等の調味料、乳酸が入っています。内容量は50g。製造者はもちろん雪印メグミルクで北海道の工場で作られているよう。
対してトップバリュー↓。
内容量は52gと雪印よりやや多い。原材料は生乳と食塩のみと潔い印象。原産国名に「アメリカ」とあるので、生乳がアメリカ産なのかもしれない。製造所はマリンフードという会社の長浜工場とのこと。
マリンフードを少し調べてみると、乳製品を多数作っている日本の会社でした↓。
売り場をよく見てみると、マリンフード社製のバターなどが陳列されていました。めちゃめちゃ有名企業というわけではないけれど、業界では名の通っている企業、という感じでしょうか。あくまで推測ですが…。
食べ比べてみた
これから激推しするやわらかくさけちゃうチーズですが、保存は冷蔵が基本ですが食べる際は常温に戻すことを激しくオススメします。
・雪印さけるチーズ
まずは雪印のさけるチーズ↓。
さけ方はこんな感じで、食べたことある人からすると「はいはいいつものね」という感じ。
食べてみると、冷えてても常温に戻っても結構硬めな印象。こまかーくさけば少し食感は変わるのですが、そこまでちまちまやっている暇もないことも多いです。味はとても美味しい。
・トップバリュー やわらかくさけちゃうモッツァレラチーズ
冷えててももちろんとても美味しいのですが、上で述べた通りこのチーズは常温になってから真価を発揮します。常温でさいてみました↓。
うわぁぁぁぁ!!!なにこれ!!!!めちゃくちゃ細く繊細に糸状にさける!!!!
まさにThis cheese can’t stop tearing by itself!!!!自分からさけちゃうぅぅぅ!!!
で、食べてみると、いやぁぁぁぁ!!!!なにこれ!!!!モチモチ!!!!
取り乱してしまって大変申し訳ないのですが、初めて常温で食べたとき、冗談抜きにこんな感じに心の中で叫びました。雪印の下位互換かと思ったら上位互換かよ…!とも。
冷えたままだとそこまで大きな違いは感じないのですが、常温にするとかなり違いがあるのです。雪印は温度以外そこまで大きな変化は無いのですが、トップバリューはモッチモチになります。これは是非読んだ人全員に食べてほしい。
イオン系列のお店で買える
今回紹介したやわらかくさけちゃうモッツァレラチーズは、イオン系列のプライベートブランドであるトップバリューの製品。故に、イオンやまいばすけっとなどの全国のイオン系列のお店で購入することができる。(ミニストップは未確認)
皆さんも見かけたら是非一度手に取ってみてほしい。なんてったって148円で簡単に”This cheese can’t stop tearing by itself.”できてしまうのですから。
それではまた〜。
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