温泉!東照宮!いいですよね、日光。私は中学校の修学旅行で一度行きましたが、それっきり16-17年くらい足が遠のいていました。
で、今回日光のキャンプ場でキャンプをしたので、ついでに観光でもしてみっか!ということで東照宮に行ってみたのですが、偶然空いてて車をとめた東照宮 大駐車場。
料金が1,000円で、他の駐車場が600円だったりするのでちょっと高いなぁ…と思っていたところ、近くにある明治の館で食事をすればタダになるとの事。どうやら舞茸の鉄板焼きが絶品らしく、行ってみたら本当に絶品だったのでお伝えしますね。
西洋料理 明治の館
歴史深い建物
食べる前にまず建物です。
この建物、めちゃくちゃ趣深くないですか…?それもそのはず。この建物は、日本に蓄音器を初めて伝えたアメリカの貿易商 F.W.ホーン氏が明治時代に建てた別荘をそのまま使っているそうです。ちなみに、2006年に国の重要文化財に登録されているとのこと。文明開花の音がするぜよ…!
フレデリック・ホイットニー・ホーン氏
ちょっと脱線しますが、この明治の館を当初別荘として建てたフレデリック・ホイットニー・ホーン氏(Fredrick Whitney Horne)ですが、日本に初めて蓄音器を伝えたとあります。この人、日本の音楽文化の始まりといっても過言じゃないですよね…?
ちなみに、いわゆるスピーカー呼ばれるこういうやつ↓。
TOA公式HPより引用。(https://www.toa.co.jp/products/prosound/speakers/speakers_phone_combi/tc-715am.htm)
これ、ホーンスピーカーって呼ばれてるんですよね。蓄音器のスピーカー部分も、こんな感じ↓なんですが、
文化遺産オンラインHPより引用(https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/282650)
これも同じくホーンがあります。ホーン氏がホーンの付いてる蓄音器を伝えたって、偶然…?とにかく、この人が日本に蓄音器を伝えたか伝えてないかで日本の音楽史が変わっていたかもしれません。
音楽や音響に携わっている身としては、偶然このお店に来たことは偶然ではない気がしてならないのでした。
舞茸の鉄板焼き
脱線が過ぎました。
頼んだものは、舞茸の鉄板焼き、オムレツライス、コロッケ、ジンジャーエールです。メニューはこちら。
まずは、食べログなどで「この舞茸のソテーを食べて舞茸の見方が変わった」との評価が続出している舞茸の鉄板焼き。
まずすげえ量。2人でシェアが良さそうです。
で、食べてみると、たしかに…これは…うまい…!
鉄板の下にめちゃくちゃバターが池になっています。とても香り高いバターをふんだんに使ってソテーしているんですね。ですが、決して油っぽすぎず、舞茸の旨味や香りはしっかり感じられる。たくさん食べたけど、もたれる感じはありませんでした。
オムレツライス
オムライスではなくオムレツライス。チキンライスに、見た目はフワフワに見えないんだけどめちゃくちゃフワフワのウマイ卵、デミグラスソースがかかってます。
チキンライスと言いましたが、プリップリのエビも入っているのでエビチキンライスですかね。ライスの味付けは極めてサッパリです。昨今の味付け強めなオムライス用のチキンライスというよりは、昔ながらの洋食のオムライス用のチキンライスという感じです。
そこに、見た目はそこまでフワフワに見えないけどめちゃくちゃフワフワの卵が乗ってて、デミグラスソースと絶妙なマッチング。チキンライスがサッパリなのでデミグラスソースとあって美味しいです。
コロッケ
コロッケの種って普通はジャガイモにひき肉が入っていたりするのですが、このコロッケは完全にジャガイモだけ。でも美味い。ジャガイモだけでなく何か入っているのか…?とにかく芋感が満載で美味しかったです。
ジンジャーエール
いわゆる清涼飲料水でよくある普通のジンジャーエールではなく、本物の生姜が入っているジンジャーエール。辛めで少々苦味もあって美味しいです。ウイスキーに入れたい。
日光東照宮に行く機会があったら是非行ってみて
東照宮で観光する機会があったら、是非是非行ってみてください。とてつもない名店かつ歴史ある建物でした。この舞茸の鉄板焼きだけは食べてみてほしいです。
それではまた〜。
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