ニトリのグリルパンが初心者ズボラキャンパーのクッカーとしてオススメな理由

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キャンプ始めたての頃って、お金が掛かりますよね。テント、寝袋、テーブル、ランタン…など。

以前の記事で寝床はしっかりしたものに!と書きましたが、寝床が整った後は料理にこだわって行きたいと思うはず。

今回は、いろんなクッカーを使用してみたところ、ニトリのグリルパンがかなり使いやすいキャンプクッカーであることが分かりましたのでお伝えしますね。

さまざまな材質のクッカー

いろいろとキャンプ用の調理器具を探し始めると、安いものから高いものまでとってもたくさん。キャンプ始めたての頃や料理経験が少ない人だと、どの材質が良いのか判断が難しいですよね。

安ーいステンレス製のクッカーだとこんなんとか↓

スノーピークやコールマンのアルミのクッカーだとこんなんとか↓

 

黒皮鉄板だとユニフレームのこんなんとか↓

スキレットだとこんなんとか↓

があります。

ステンレスの安いクッカーなんかは、フライパンとして使ったら間違いなく焦げ付きます。茹でたり鍋なんかは良いのですが。

アルミクッカーはまだ使ったことがないのでわからないのですが、ちゃんと使えれば焦げ付かずに使えるみたいです。

ユニフレームの黒皮鉄板やスキレットなどの鉄製のクッカーは、しっかり手入れをしながらだと焦げ付かずに使えます。ただし、「使用後は洗剤を使ってはダメ(製品による)」「不使用時は油を塗って保管しておく」などの制約も多く、初心者向きではありません。(そういう手間が好きな人ならOK)

つまり、クッカーって多種多様にあり、そのほとんどが結構クセがあるんですよね。

そんな中でフラッとニトリを訪れてみると、なにやらキャンプ場でも馴染みそうなフライパンがあるじゃないですか。ふむふむ二層鋼でフッ素加工…どれどれちょっと買ってみようかと思い購入してみました。

ニトリ 片手2層鋼グリルパン 16cm

それがこちら。ニトリのグリルパン 16cmです↓。

専用の蓋もあります↓。

ステンレスとアルミの二層鋼のフライパン。さらにフライパン表面にはフッ素加工がされており、食材がくっつきづらくなっています。

価格はなんと驚異の799円(税込)。大きめの20cmでも1,017円(税込)です↓。

ニトリのグリルパンのメリット

メリットをいくつか挙げてみます。

ニトリのグリルパンのメリット
・安い
・キャンプシーンに合う
・手入れが楽
・食材がくっつかない
順番に見ていきましょう。

安い

上で書いた通り、ソロやデュオキャンプに最適な16cmのグリルパンは驚異の799円(税込)です。

キャンプを始める頃って、とにかくお金がかかります。テント、寝袋など…。

特に、以前の記事では「衣食住のうち住がとても大事」と書いた通り、まずは寝る環境がめちゃくちゃ大切。しかしここで2〜3万円くらいかかります。テントを買ったら数万円、LEDランタンを買ったら数千円…。テントに何を選ぶかによりますが、これだけで下手したら10万弱かかります。キャンプ始めるのってお金が掛かります。

これだけお金が掛かっている状況で、クッカーにたくさんお金をかけられるか…?と考えた時に、クッカーはとりあえず安くても良いと思った方には、ニトリのグリルパンは超オススメです。

キャンプシーンに合う

ニトリのグリルパンは、商品説明などを見てもキャンプ用で作られた製品では無いことが伺えます。あくまで室内で使うことを想定した製品です。

が、キャンプ場で調理してみるとどうでしょう↓。

合う。結構合う!

特に柄の部分のステンレス剥き出しな無骨感のある見た目が、キャンプに合います。

私もキャンプ始めたての頃は、とりあえず家にあるフライパンなんかを持っていったりすることがありましたが、これがまぁキャンプに合わないんですよね。非日常を味わいに行っているのに日常が紛れ込んでしまった感があるというか。

というわけで、キャンプシーンに合うクッカーを選びたい方にもオススメです。

手入れが楽

これはめちゃくちゃ大事です。以前、子どもと2人キャンプの掟 という記事も書きましたが、大人だけのしっぽりキャンプならばともかく、子どもがいるキャンプではとにかく手間は少なくしたい

そんな子連れキャンプにおいて、「調理後に焦げを洗剤を使わずにしっかり落とし、油を塗る」みたいなメンテナンスが必要になる鉄製のフライパンを使えるか…?と考えた時に、それでも鉄製を使う!という方はぜひ鉄製のフライパンをご検討ください。

その点ニトリのグリルパンは使った後は洗剤でしっかり汚れを落として乾かしておくだけです。なんならアルコール除菌シートなんかで拭くだけでもオッケー。簡単ですね。

出来るだけ手間を減らしたいズボラキャンパーにもニトリのグリルパンがオススメです。

食材がくっつかない

これもとても重要。先述したとおり、アルミのクッカーはくっつきまくって焦げついてフライパンとしてはおよそ機能せず、チタンは使い方にコツが要ります。鉄はメンテナンスをしっかりしていないとくっついて焦げつくので、初心者向きとは言いづらいでしょう。

その点ニトリのグリルパンは、ステンレスのフライパン表面に凹凸があり、フッ素加工がされているため食材がくっつきづらいです。

実際にキャンプで使ってみた様子は↓の通り。

卵やベーコンがするする動いているのがわかるかと思います。これ、油は使っていません。

油を使わなくてこれだけくっつかなければ超優秀です。

ニトリのグリルパンのデメリット

メリットがあればデメリットもあります。

ニトリのグリルパンのデメリット
・「相棒」というより「消耗品」

これに尽きます。

キャンプ道具は、一度買ったら生涯使い続けられる「一生モノ」みたいなものが多くあります。上で挙げたアルミ製のクッカーや鉄製の鉄板やスキレットなどは、手入れをし続ければ経年変化なども楽しめる一生モノです。

一方ニトリのグリルパンは、食材を剥がしやすくするために表面がフッ素加工されています。つまりこのフッ素加工が取れてしまうと食材がくっついてしまい、本来の力を発揮できなくなってしまうのですね。

油を塗って使えば使えないこともなさそうですが、それでは鉄やアルミのクッカーとあまり変わらないような気もします。

価格なども考慮すると、フッ素加工が取れてしまったら買い換えることを前提としている製品のような気がします。つまり、育てる楽しみがないということですね。

ニトリのグリルパンはこんな人にオススメ!

まとめてみると、ニトリのグリルパンはこんな人にオススメです。

・キャンプ始めたてで予算が少ない人

・ズボラでクッカーを手入れする自信がない人

・それでもキャンプっぽいクッカーが欲しい人

ちなみに私は鉄板もステンレスのクッカーも持っています。「夜、お酒を愉しみながら良い肉を焼いて食べたいときは鉄板」、「朝、ささっと卵などを焼きたいときはニトリのグリルパン」と言ったような使い分けをしています。

これからキャンプを始める人もベテランキャンパーさんも、ニトリのグリルパンを使っておいしいキャンプ飯を作ってみたらいかがでしょう。

それではまた〜。

 

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