WAQのインフレータブルマットとコットを組み合わせはキャンプにも非常用にもオススメ!

キャンプ

キャンプを始めようと思ったら、皆さんは何から集めるだろうか?テント、タープ 、寝袋、テーブル、焚き火台、食器類などが最初に浮かぶギアかと思います。

ですが、テント、タープ、寝袋の次あたりに是非とも買っていただきたいキャンプギアがあります。それがインフレータブルマットです。

今回はその重要性を皆さんにお伝えすべく記事にしてみます。

キャンプにおける”住”の重要性

キャンプにも当然衣食住が付き纏います。”衣”すなわちキャンプにおける服は、こだわりだしたらキリがありませんが、ぶっちゃけ普段着でも全然オッケー。最優先事項ではありません。

次に”食”すなわちご飯は、最初に拘りたくなるポイントではありますが、こちらもはっきり言って最優先ではありません。

最近はキャンプ場内に食堂やご飯を買えるスポットがあったりします。食器類は、まずは100均の紙皿やコップでもオッケー。なんならダイソーとかキャンドゥで格安の使い捨てのバーベキュー台なんかも売ってます。食器やバーベキューコンロなどは、場所にもよりますが、すべてレンタルもあります。

しかしです。”住”こと寝床はどうでしょう。デイキャンプでもない限り、確実に夜は眠ります。泊まりのキャンプである限り、寝床にはこだわる必要がある。いや、絶対にこだわった方が良い!と断言したい。

コロナ禍のキャンプ場では寝具を貸してはくれない

さて、2021年9月現在、新型コロナウイルスがおさまる気配はありません。

密を避けるアクティビティとしてキャンプが再び脚光を浴びておりますが、同時にこれまでの人々の衛生観念は書き換えられ、寝具などの貸出がとてもしづらくなっていると感じます。

コロナ禍前からマットや寝袋を貸し出ししてくれるキャンプ場がたくさんあった印象も特にありませんが、この状況でアウトドア寝具を貸してくれるキャンプ場が増える道理はないように思えます。

つまり、食器や鍋などはレンタルできても寝具はレンタルしづらいということです。

テントの床は何か敷かないと体がバッキバキになる

さて、キャンプ場と言えば、地面のタイプは様々です。芝もあれば土もあれば↓のように砂利もあります。砂利の大きさもさまざまで、割と大きめの砂利が敷いてあるキャンプ場も。

キャンプにおいて、雨が降るとなかなか大変なことが多いですが、↑のような砂利が敷かれたキャンプ場は割と水捌けが良くて個人的には良い印象があります。

ですが、テントを敷いて直に座ってみるとどうでしょう?尻が痛いです。寝てみたらどうでしょう?背中が超痛いです。こんなとこに寝袋だけ敷いて寝たら体がバッキバキになります。

最低でも銀マットは必須

そんな砂利の地面のキャンプ場において、まず必須となるのは銀マット(アルミマット)です。

銀マットは、地面の熱(冷)を遮断する効果と地面の固さを和らげる効果があります。これだけあれば、とりあえずはオッケー。

ですが、少し柔らかくなったとはいえまだまだ床は固め。座る分には良いですが、これでは一晩寝たら背中がバキバキになることには変わりありません。

そこで登場するのがインフレータブルマットです。

インフレータブルマットがあれば寝心地抜群

インフレータブルマットとは、簡易ベッドのこと。空気の入口と出口のバルブがあり、入口のノズルを空けておくと勝手に空気が入って膨らんでいくのが特徴。

テントの設営が終わったら、とりあえずインフレータブルマットのバルブを空けて置いておくのはもはやキャンパーの鉄則かもしれません。

インフレータブルマットがどんなものかというと、↓こんなものがあります。

代表的なところでは、安定のコールマン。そして今回ご紹介したいWAQ。

コールマンのハイピークダブルは、厚みが安定の10cm。これ、テント内で広げてみると…フッカフカ!寝そべってみても体が地面につかないので、まるでベッドで寝ているみたいです。ちょい高いですが、オススメ。

横幅はダブルサイズなので、2人は余裕で寝られます。

WAQのインフレーターマットは8cmのシングルサイズ。こちらはまだキャンプでは試しておりませんが、試しに家のフローリングで寝てみたところ、少し体が地面についてしまうものの、良く寝られそう。

WAQインフレータブルマット 8cm

今回は、先日購入してみたWAQのインフレーターマットを紹介してみたいと思います。

WAQとは

WAQとは、大阪にある割と新進気鋭のアウトドアメーカー。イメージ的には、他メーカーでも出ている製品をよりリーズナブルに提供しているイメージ。

アウトドア用品・キャンプ用品ならWAQ(ワック)アウトドア-公式オンラインストア
『アウトドアを通じて人生にワクワクを』をテーマに、どなたでも使いやすい・ついついキャンプに出かけたくなるような商品を提供できるアウトドアブランドを目指しています。

個人的にはコットとインフレーターマットを購入済みですが、品質は悪くないと思います。

製品詳細

ではWAQのインフレータブルマット 8cmを紹介していきます。

開封してみたらこんな感じ↓。オリーブ色を購入してみました。

大きさはこんな感じ↓。

展開時:縦190cm 幅65cm 厚み8cm
収納時:縦65cm 幅20cm
連結時:縦190cm 幅130cm
重量:2.5kg
展開時は、成人男性でも寝られる190cm。厚みはWAQが研究を重ねた結果8cmに行き着いたみたいです。
収納時の大きさはそれなりで、バイクや徒歩のキャンパーには向かないかも。クルマキャンパー向け。大きさは↓の通り。ペットボトルと比べてみました。
それなりに大きいなという印象。素材がウレタン+生地なので、車の余ったスペースに押し込んで持って行くことは可能。

袋から出すと↓。

インフレーター(空気の入る方)、デフレーター(空気の出る方)共通のバルブが上方に2箇所↓。コールマンのハイピークダブルとは違って逆止弁などは無し。開けると一定量まで空気が入っていく。抜くときはそのままの状態で巻きながら空気を押し出していく感じ。

膨らましてみた

バルブを開けて2〜3分放っておいたら自然と6.5cmほどまで膨らみました。

こちらがペッタンコの状態↓。

2-3分ほど放っておくとこの通り↓。

厚さは6.5cmくらい↓。

膨らみが足りないようであれば、口で膨らますことも可能。その際は、片方のバルブを閉じましょう。一定量まで膨らんだら、今度は空気が抜けていく仕様になっています。

口で膨らます事で、公称している8cmまでは行かなくとも、7cmほどまでは膨らみます。口で膨らますのはそこまで大変ではありません。

インフレータブルマット+コットという選択肢

さて、これでインフレーダブルマットは膨らみました。とりあえず自宅のフローリングに敷いて寝てみました。うむ、悪くない。

ですが、お尻など体の出っ張った部分が床に少しだけついてしまいます。

繰り返しますが、悪くない。テント内と想定すると、テント下の地面に体がつくことはほぼ無さそうです。それなりに良く寝られそう。

ですが、ここで是非提案したい。コットと組み合わせてみてほしい、と。そして、コスパを考えるなら、選ぶのはWAQのコット。WAQのコットはかなり優秀なのです。

WAQ コット

コットといえば、キャンプ用チェアで一躍有名となったHelinoxが有名です。が、高い…高すぎるんですHelinox。

2021年9月現在、39,050円。高い…!

Helinoxのコットで寝たことは無いのですが、おそらくインフレータブルマットも必要になるのでは…?そう考えると50,000円弱くらいかかるかも。いやいやそこそこのテント買えるやん!

寝る環境を整えたいですが、40,000円〜最悪50,000円は流石に高い。そこでターゲットになってくるのが、廉価版のコットです

で、今回紹介したいWAQのコットがこちら↓。

2021年9月現在15,800円。Helinoxの2〜3分の1。文句なしの安さ。製造こそ中国ですが、メーカーが日本なので、設計面や検査面で安心感あり。

収納されているとこんな感じ↓。

ペットボトルと比較するとこれくらい↓。

インフレータブルマットとの比較↓。マットのほうが少しデカいが、足などがある分コットの方がガチャガチャしている。

サイズは下記の通り。

ハイver:長さ約190cm 横幅約65cm 高さ約37cm
ローver:長さ約190cm 横幅約65cm 高さ約17cm
収納時:横約60cm 高さ約18cm 幅約18cm
重量 約3.2kg
耐荷重:分散耐荷重【150kg】
耐荷重は150kgもあるので、大柄な人でも安心。Helinoxと比べて遜色なしです。
広げてみるとこんな感じ↓。張りは割と強め。

ちなみにコットを使うメリットとしては、床との間に空間ができて地熱や冷たさの影響を直に受けないこと。暑い日は涼しいし、寒い日は地面に直で寝るよりは寒くない。

このまま寝ても悪くはないですが、インフレータブルマットと組み合わせることで最高の寝具となります。

最高の寝心地

寝ている様はさすがにお恥ずかしいのでお見せできませんが、この組み合わせは最高の寝心地であることは間違いありません。気付くとウトウトしていました。

ちなみにWAQの公式サイトに行くと、コットとインフレータブルマットを同時購入すると1,000円オフになるキャンペーンを実施している。

ちなみにWAQでは10cmのインフレータブルマットも販売している。

こちらは価格が14,800円と8cmとはかなり価格差があるが、コールマンのハイピークと同程度の厚みと考えると、これだけをテントの床に敷くだけで立派なベッドになりそうだ。コットと組み合わせないのであればこちらを選択するのも全然アリだ。

実際にキャンプで使ってみた(2021/10/17追記)

さて、本記事を公開した時点では、WAQのコット+インフレータブルマットの組み合わせの写真を撮影しておりませんでしたが、先日のNewAcousticCamp2021にて設置した様子を撮影してみたのでご覧ください↓。

この状態で寝てみましたが、朝まで快眠できました。自宅のベッドと全く同じ!とまでは言えませんが、近い寝心地です。
なお、こちらは我が家の主力テントであるColemanのウェザーマスター4Sワイド2ルームカーブの前室に設置して寝ています。

コット+インフレータブルマットは非常時にも使える!

さて、ここまでキャンプでの寝心地について書いてきましたが、アウトドアコットは非常時にも役立ちます。

アメリカなどでは、災害時の避難所においてコットが使われることもあるそうです。

日本では避難所の地べたに布団を敷くだけ…のような避難所が多いような気がしますが、荷物を持ち出して避難所に行ける状況であれば、是非コット+インフレータブルマットの組み合わせを持参してみては如何だろうか。

もちろん、非難が第一優先なので、コットやインフレータブルマットを持ち出すのは余裕があればの話である。

財布と相談してベストなアウトドア寝具を選んで!

ここまでWAQのコットとインフレータブルマットの組み合わせを激推ししてきましたが、是非お財布と相談してベストなアウトドア寝具を選んでみてください。

銀マット+寝袋でも良し、Helinoxでも良しです。上記した銀マット(1,000円弱)+DAISOの寝袋(1,000円)なら最安2,000円でそれなりの寝心地を得られます。

個人的には、WAQのコット+インフレータブルマットでキャンプの夜はとても快適になると感じた次第です。皆さんのアウトドア寝具選びのご参考になればと思います。

ではまた〜。

コメント

  1. […] 何が良いかって端的にお伝えすると、WAQのコットとインフレータブルマットを組み合わせると最高の寝心地であることは以前の記事でお伝えしましたが、AlpineDESIGNのポップアップシェルターテントⅡは、そのコットをソロキャン用のテントに早変わりさせてしまうという素晴らしい機能を持っています。 […]

  2. […] 以前の記事で寝床はしっかりしたものに!と書きましたが、寝床が整った後は料理にこだわって行きたいと思うはず。 […]

  3. […] 確かにキャンプにおいては、まずはテント、次にインフレータブルマットと当ブログでは口酸っぱく言っておりますが、確かにキャンプ始めてすぐの人が買うべきものではないかもしれません。テントとマットの次は焚き火台、テーブル、チェアあたりがベターですかね。で、シングルバーナーやコッヘルなどの調理系グッズなど。 […]

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