100均のシェラカップが完全にシェラカップ。メーカー品の半額!

キャンプ

どうも、100均キャンパーのりーほーです。

100均をパトロールしていて、これまでもたびたび見つけては気になっていた100均キャンドゥの550円シェラカップ。

今回購入して使用してみたので、皆さんにお伝えします。

結論を先に言いますが、キャンパーはもちろんこれからキャンプを始める初心者キャンパー、キャンプに興味ない人も含めて全人類にオススメです。

なお、ダイソーやSeriaで手に入るシェラカップのオプション品も紹介しておりますので、そちらが気になる方も最後まで読んでみてくださいね。

そもそもシェラカップとは

そもそもシェラカップが何かって話ですね。

Wikipediaによると、もともとシェラクラブという自然保護団体の方達が作ったもので、その人気がすごくていろんなメーカーが作り始めたみたいですね。知らんかったです。

シェラカップの条件としては、だいたい下記の通りのよう。

把手が針金製でそのまま本体の周囲を一周しており、本体の縁が針金にかぶさる形に折り返して成形されている

直火にかけられる

本体が把手と別体なので、直火にかけても把手が熱くなりにくい

普通のカップと比較して、口が広く底が浅いため安定が保たれ、不安定な場所でも転倒の危険が少ない

カラビナでバックパックに吊るすなど簡便に携帯できる

金属製のため壊れる心配がない

軽量であり、複数を重ねて持ち運べる

Wikipediaより引用し、少々改変。

さらには、大体のものは計量用の目盛が付いているため、キッチンでの普段使いにも便利です。そのため、キャンパーはもとより料理をする人にもおすすめ。

また、取手が付いていてなおかつ熱くなりづらいため、すき焼きやお鍋の時なんかの取り皿としてもオススメ。

余談ですが、こーんな小さいシェラカップも↓。

刺身の醤油皿として使ったり、日本酒のおちょことして使ったり出来るめちゃくちゃかわいいシェラカップです。

近くのアウトドアショップではソッコー売り切れてましたが、なんとAmazonにはまだありました。気になる方は是非。

キャンドゥのシェラカップ550円(税込)

購入してみましたのがこちら↓。

価格は100均ですが550円。キャンドゥの中ではなかなかの高額商品です。普段なら恐ろしくて手を出しませんし、私も見つけてはスルーを10回くらい繰り返してたと思います。

安心の日本製。メーカーは新潟県燕市のエコー金属株式会社なので、こちらはいわゆる“金属加工の町 燕三条”で作られた製品ですね。人によってはこの言葉だけで安心して買ってしまうレベルのブランド力のある地名です。

ちなみに燕三条エリアはキャンプメーカーのメッカでもあります。燕三条エリアにあるキャンプメーカーはスノーピークキャプテンスタッグBUNDOKユニフレームなど。キャンプ用品は金属加工の技術が多く使われるため、必然的に燕三条エリアに増えるわけですね。

ちなみにまったくの余談ですが、燕三条に行ったら杭州飯店がマジでオススメなので付記しておきますね。

使用上の注意はこちら↓。

2個目、3個目を見ていただくとわかるように、加熱して使うことを前提としていますね。これはその他メーカーのシェラカップと同様です。

裏面はこんな感じ↓。

取手はしっかりとカップの周囲にはめ込まれて作られております。この構造によって、加熱して使うことが可能になりますね。

後述しますが、Seriaの100円なんちゃってシェラカップとはここが明確に違います。

CHUMSのシェラカップと比較

まずは、すでに所有しているCHUMSのシェラカップと比較してみましょう。

見た目

大きさなどは全く同じです↓。

よく見ると、キャンドゥはチタン的な艶消しStyle。

重ねてみるとピッタリ↓。

違いがあるのは、CHUMSほか有名メーカー品は底面に各メーカーのロゴの刻印がある点くらいですかね。やはりCHUMSはかわいい。

価格

価格も見てみましょう。

よく聞くキャンプメーカーの価格は下記リンクの通り。

1番安くてキャプテンスタッグの841円、1番高くてスノーピークの1,900円。(2021年8月15日時点)

アウトドアショップなどを見ても、平均して1,200円〜1,500円くらいでしょうか。やっぱりキャンプメーカー品はブランドもあるので高いものは高いんですよね。

これらの価格を見ても、550円のキャンドゥのシェラカップは激安でお買得であることが分かります。

Seriaのなんちゃってシェラカップと比較

さて、お次は100円以外のものは死んでも売らないでおなじみSeriaで販売されているなんちゃってシェラカップと比較です。

100円キャンドゥなんちゃってシェラカップは、正しくは「手付きボウル」。左上に「fun fun outdoor」とあるので、キャンプで使って欲しい気持ちが伝わってきます。

使用上の注意を見ると、読みづらいですが「直火禁止」の文字が。これが通常のシェラカップとの大きな違いです。

並べてみた↓。

ぱっと見でわかるのは、Seriaなんちゃってシェラカップには目盛がない。この時点で計量カップとしての性能を失っています。

重ねてみた↓。

一応重なるので、容量自体はほぼ同じなのでしょう。ただし取手を溶接しているので、Seriaなんちゃってシェラカップが上だと完全には重ならず。

裏返してみた↓。

ここが550円キャンドゥシェラカップと100円Seriaなんちゃってシェラカップの大きな違いです。

Seriaの100円なんちゃってシェラカップ↓。

キャンドゥの550円シェラカップ↓。

Seriaのなんちゃっては溶接で取手が付いてます。

かたやキャンドゥのシェラカップは、取手の太い針金状のステンレスがカップ周囲をぐるっと回っており、カップの外側で包まれて挟まれることで固定されています。これは他の有名メーカー品と同じ構造。上記したシェラカップの定義とも合致した構造です。

これにより、シェラカップは直火で使用することが出来るし耐久性が高い訳ですね。100円の方は直火にかけてみたら溶接が溶けて取手が取れる可能性もあります。

あと100円の方は、そもそもステンレス自体が薄くてペコペコなので、直火にかけたら穴が開きそうです。

というわけで、100円は100円なりの作りです。キャンドゥは550円で有名キャンプメーカー品と全く同等の機能を有しているので、素晴らしいです。

100均に売ってるいろんなオプションを試してみた

次はスピンオフです。各100均でいろんなオプションが販売されていたので、購入して試してみました。

キャンドゥ シェラカップ用フタ2P

これは見つけた時思わず声が出ました。「そうそうこんなんが欲しかったんよ…」的な。

簡単に言うとシェラカップにタッパー的に蓋をできるもの。

開けてみた↓。2個入りです。

キャンドゥシェラカップにつけてみます↓。

バッチリ!キャンプでは未使用ですが、自宅で使う際によくシェラカップでソースを作ってちょっと余る みたいなことがよくあるので、使用頻度高そうです。

もちろんCHUMSのシェラカップにもハマります↓。

ちなみにSeriaの100円なんちゃってシェラカップに付けてみましたが↓、

100円なんちゃってシェラカップにはハマりません。取手のピッチが違うためですね。要注意です。

なお、シェラカップにフタとしてつけた場合も、液体を入れて傾けた際は取手用の切り欠きの部分から溢れてくるので、タッパーみたいに完全に密閉することはできません。要注意。

ですが、これが100円で2個なら買い。めっちゃ買い。

Seria シェラカップリッド

お次はSeriaのシェラカップリッド。簡単に言うとステンレス製の蓋ですね。

どうでもいいけどSeriaはなんちゃってシェラカップは「手つきボウル」と言う名前で売るくせにこっちは「シェラカップリッド」と名前付けるあたり、「オマエ…」となりました。

被せてみます↓。

基本的にカチッとハマるものではなく、被せるだけのものなので、あくまでキャンプの時に土よけなどで使うイメージですね。他にもパッケージ通り、ちょっとしたお皿やまな板で使うのも良さそうです。

まぁ100円なら…って感じですかね。

Seria ステンレス手付きザル

お次もSeria。ステンレス手付きザル。

シェラカップに重ねて使えるザルですね。ちょっと玉ねぎを水に晒したいとか、一人前の麺を湯切りしたいとか、そんなときに割と便利なザルです。

キャンドゥシェラカップに重ねてみました↓。もちろんピッタリ。

さらにその上にシェラカップリッドを重ねてみました↓。まぁまぁフィット。

500円なら買わないけど、100円なら買っちゃう、そんな感じです。家では結構便利です。買いです。

Seria シェラカップ用おろし器

次もSeriaです。シェラカップ用おろし器。Seria…本物のシェラカップ出さない割にはオプション品ばかり充実させやがって…。

シェラカップにカチッとハマる、おろし器兼エッグセパレーターです。卵の白身と黄身を分けるやつです。

キャンドゥシェラカップにはめてみた↓。こちら側はエッグセパレーター。

これが結構力がいります。ガッチリハマる感じ。そのおかげで↓、

下に向けても落ちない!

ひっくり返すとおろし器に↓。

Seriaのなんちゃってシェラカップにも被せてみた↓。そしたらなんと、

ハマらない。ガチッとハマらない。ひっくり返したら落ちてくる。どういうことやねんSeria…自社製品ではなく他社製品のしっかりとしたシェラカップを前提に作っとるやんけ…まぁそのほうがありがたいんですけども。

でも使えないわけではなく、逆にシェラカップだとハメるのに結構力が要るので、Seriaなんちゃってシェラカップと合わせて使うのもこれはこれで良いかも

これも100円なら買い。

キャンドゥでシェラカップを見つけたら即買い。初心者キャンパーも即買い。

キャンドゥのシェラカップは、他のメーカー品と比べても全く遜色ないことがわかりました。そしてそんなシェラカップが、メーカーロゴがないだけで、おそらくシェラカップ界の中では最安値の550円。

これは買いです。キャンドゥに立ち寄って見つけたら即買いです。私は2個買っちゃいました。

また、初心者キャンパーさんにも激しくオススメ。キャンプ始める時って出来るだけ費用を抑えたくなるものですが、これはベスト。アウトドアショップに行く前にキャンドゥに行って買って欲しい。

これからキャンプを始める人も、ベテランキャンパーも、家で料理をする人も、全人類にオススメのキャンドゥのシェラカップ。見つけたら必ず手に入れてみてください。

それではまた〜。

 

コメント

  1. […] 以前、キャンドゥのシェラカップについて記事にしました。普通のシェラカップと変わらないのに550円と激安なので、未だオススメの一品である。シェラカップについてはキャンドゥ一択で、SeriaやDAISOは取手の部分を溶接でくっつけているなんちゃってシェラカップしか売っておらず、オススメできない。 […]

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